三賢者の賢者生活

YouTubeで活動している三賢者の日常を綴るブログです。

ぼくたちのリメイク

こんにちは、アユムです。
最近は「ドールズオーダー」っていうソシャゲにはまっています。
ソシャゲ版エクバ(ガンダムのやつ)みたいな感じです。
スマホのスペックと良好な通信状況があるならヌルヌル動くので、結構面白いと思います。オススメです。
録画編集環境が整ったら動画配信してみたいですね。

さて近況報告はここまでとして、今回紹介するラノベは「ぼくたちのリメイク」です。
本作も今ラノベ業界では結構話題になっている作品です。(個人的見解含む)
筆者は木緒なちさん。この名前にピンときた方はもうここまでで記事を読むのやめて買いに走れ。
絵師さんはえれっとさんです。ちょっと世代出ちゃうかもしれませんが、ちゅるやさんの人です。(伝わるだろうか……)

現在は4巻まで出ています。ちょうど切りがいいところなので、1巻買ってハマった人は4巻まで一気に買うことをお勧めします。3巻の切りはめちゃ悪いのも理由。
内容としては、28歳売れないゲームディレクターの主人公が18歳の大学1年目に戻って人生やり直すっていうお話です。
クリエイターという職業、というか人種のリアルが描かれている作品です。
詳細は公式にて↓
bc.mediafactory.jp

それでは項目ごとに評価していきましょう。

評価
・世界観……1
・キャラ……3
・展開力……3
・文章……2
・奇抜さ……1

これまでの記事をすべて見ている奇特な方ならそろそろお気づきかもしれませんが、私の採点は甘いです。

今作の世界観設定としては、"主人公が10年前に戻って人生やり直す"ということで、社会人は読むときに十分注意して読みましょう。
うらやましすぎてうっかり死にたくなります。
設定としてはありきたりのようですが、今作ほどこの設定、コンセプトに忠実にかつ高レベルで作りこまれた作品はなかったように思います。
コンセプトにビビっときた人は即買いです。

キャラはえれっとさんが描くヒロインはめちゃめちゃ可愛く、ヒロイン3人(?)に外れはいません。
また主人公含む全キャラのキャラとしての作りこみはすさまじく、その結果のキャラのリアルさが本作の押しポイントの一つです。

そのリアルさと相乗効果を与えているのはストーリー展開です。
本作はストーリーも秀逸です。も、というかストーリーこそが一番の押しポイントだと思います。
文章には起承転結をつけろと小学生でも習いますが、本作はそれがお手本のような仕上がりになっています。
やはり起伏のある話は読む手が止まらなくなりますね。

それでは結局「ぼくたちのリメイク」はどんな人にお勧めなのか、楽しめるのかまとめます。

まとめ
・人生やり直したい社会人
・クリエイターという職業に興味がある人
ライトノベル初心者

ライトノベル初心者の方はこの作品から入ったらラノベにすごくハマってもらえると思います。ホント読んでほしい。
また、私もそうでしたがクリエイターに興味がある人にもおすすめです。うっかり仕事辞めてクリエイターになりたくなっても、当方は一切の責任を取りませんのであしからず。

ということで今回紹介したのは「ぼくたちのリメイク」でした。
ぜひお手に取っていただけると幸いです。(やたら丁寧に)

ではさいならー

「リレー小説(純愛)三番手」

「続いて交通事故のニュースです」
 縁起の悪いラジオを消して立ち上がる。


 午後9時。
私は彼の家を出てすぐに「センセイ」の衣を脱ぐ。
早くしなければ。
彼はいつも,説得の後は散歩に出る。
彼の好きだと言っていたスカートに着替え,彼を探す。

彼の彼女として。

 彼は自分を責め続けた。目の前で車に跳ねられた女教師を救えなかった自分を。
何年も何年もーーー

「また,説得?」
震えた声がバレないように,彼に聞いてみた。せめてもの私からの意地悪だったのだ。
「うん。」
なんども聞いた答えだった。
センセイの説得に答えることが,彼の罪滅ぼしなのだ。
「私にはなにも出来ないくせに」
小さく本音をこぼした。ーーー

忘れるよう言われた。
でも,できるはずがなかった

 午後10時, 出来損ないの雪の中,彼がいた。

走って近づく。

声をかける。

頬を伝う涙に気づかれないように。

傘もささず。

いつものように。

とびきりの笑顔で


「濡れたいんだね!私と同じ」


「リレー小説」
テーマ:純愛
キーワード:「たこ焼き」「ラジオ」「輪投げ」「センセイ」「風邪」
書く順序: シンジ→アユム→シンペー

ルール:テーマに沿って3人がリレー形式で小説を書いていく.字数は1人400字.キーワードを必ず1つ以上使い,3人で全て使い切ること.前の人が使ったワードを使用しても良いが,それはキーワード使用のカウントはされず,カウントはあくまで新たなキーワードの使用にて行う.

今回の使用キーワード:「ラジオ」 担当:シンペー

「リレー小説(純愛)」二番手

「リレー小説(純愛)」
一番手:アユム


 僕はいつものように玄関を開けセンセイを中へと招く。センセイは勝手知ったるようにリビングの席に着き、僕に問いかけた。
「今日はどうして来なかったの?」
「風邪です」
「そう……」
 形だけ取り繕い、センセイは僕のもとへきてキスをし、そのままソファーに押し倒す。センセイにされるがまま、僕は機械的にそれに応えた。 
 センセイは慣れた手つきで僕に触れていき、僕のカラダが反応すると少しうれしそうにしている。
 (まだカラダのほうは壊れていないんだ)
 僕は見当違いなことを考えながら思考を停止した。

 ……午後9時。
 センセイがいつもの”説得”をして帰ったあと、僕は改めて毛布に包まる。
 僕のカラダには、まだセンセイの熱が残っているようだ。こんな暖かさはいらないのに。
 カラダの熱を消し去るため、僕は外へ出た。
 冬の冷え切った空気の中、あてどなく街をさまよう。
 世間はクリスマスシーズンに入り活気にあふれていた。僕には関係ないことではあるが。

「リレー小説」
テーマ:純愛
キーワード:「たこ焼き」「ラジオ」「輪投げ」「センセイ」「風邪」
書く順序: シンジ→アユム→シンペー

ルール:テーマに沿って3人がリレー形式で小説を書いていく.字数は1人400字.キーワードを必ず1つ以上使い,3人で全て使い切ること.前の人が使ったワードを使用しても良いが,それはキーワード使用のカウントはされず,カウントはあくまで新たなキーワードの使用にて行う.

今回の使用キーワード:「風邪」 担当:アユム

「リレー小説(純愛)」一番手

「リレー小説(純愛)」
一番手:シンジ

 僕がいなくても世界は周る。人一人の存在なんてちっぽけなものだと思っていた。
 あれは梅雨の時期だったか。傘をわざと置いてきた、雨に濡れる僕を心配してほしくて。そんなスブ濡れの僕に声が届いた。
「濡れたいんだね。私と同じ…」
 彼女はそう言って、僕にそっと手を差し伸べる。手は冷えていても暖かさを感じた。彼女の透き通った目には赤面の僕が映る。こんな顔をしていたんだ。僕は初めて人前での自分の姿を目にした。一呼吸を置いて彼女は僕に囁いた。いつもと同じ帰り道…時計の秒針が動き出す。
 初めてのデートは夏祭りだった。たこ焼きを片手に輪投げをしたね。初めて楽しさを感じた。この日々が永遠に続けばいいのに。しかし、時計の秒針はもう鳴らない。
 僕は高校3年生になった。形だけの高校生だ。今日も毛布に包まる。
 午後5時過ぎ…家のチャイムが鳴る。センセイが来た。学校へ来るように説得しにきたのだろう。無駄なことだ。僕の心は壊れている。



「リレー小説」
テーマ:純愛
キーワード:「たこ焼き」「ラジオ」「輪投げ」「センセイ」「風邪」
書く順序: シンジ→アユム→シンペー

ルール:テーマに沿って3人がリレー形式で小説を書いていく.字数は1人400字.キーワードを必ず1つ以上使い,3人で全て使い切ること.前の人が使ったワードを使用しても良いが,それはキーワード使用のカウントはされず,カウントはあくまで新たなキーワードの使用にて行う.

今回の使用キーワード:「たこ焼き」「輪投げ」「センセイ」 担当:シンジ

インフィニット・デンドログラム

お疲れ様です。アユムです。

週一くらいで更新したいなーと思っていたら早速おくれました。
そういうこともあるよね。

今回紹介するのは「インフィニット・デンドログラム」です。

https://68.media.tumblr.com/5c58c1191ec0ba8334d50187fc4a2a22/tumblr_og9qmvAKRH1vjyzw5o1_1280.jpg


もともとは小説家になろうで掲載されていたも小説ですね。

ざっくり内容に触れます。

小説内では”インフィニット・デンドログラム”という小説タイトルと同じ名前のVPMMOを多くの人がプレイしています。
主人公はそのゲームに2年遅れで新米プレイヤーとして参加していくことになります。

詳しいあらすじやキャラ紹介は公式をみてね↓
dendro.jp


今回は単行本1巻を読んでの紹介記事になります。
その辺を考慮して読んで下さい。

ということで、早速項目ごとに評価していきます。

評価
・世界観……3
・キャラ……1
・展開力……2
・文章……2
・奇抜さ……1

今作は異世界モノやVRMMOモノが好きな人なら誰でも好きになれる作品だと思います。
読み始めると世界観の壮大さに、まるで自分がRPGをやる直前のようなワクワク感を味わうことができます。
余談ですが私はRPGやる前に育成方針なんかを無限に考え続けることが大好きです。

主人公は、私が最初にこのVRMMOの設定を聞いたときと同じような感想を抱いていたようで、そういった点でとても好感の持てる主人公でした。
そのほかのキャラに関しては正直あまり魅力を感じなかったのですが、ネメシス(ヒロイン)は素直にカワイイと思います。できればシーンをもっと増やしてほしかった……

この作品はいわゆる”なろう系”のお約束をしっかり押さえており、肩透かしを食らうことはあまりありません。
そういった面でも安心して楽しんでいけそうな作品だと思いました。

まだまだ伏線がたくさんあるようなので、主人公の成長とともそれらが回収されることを楽しみにしています。
私もこれから続刊を読んでいきますよー

それでは結局「 インフィニット・デンドログラム 」はどんな人にお勧めなのか、楽しめるのかまとめます。

まとめ
異世界モノ、VRMMOモノが好き
・RPGがそもそも好き
・主人公がだんだんと成長していく物語が好き

これに当てはまる人はぜひ読んでみることをお勧めします。

調べたところおよそ1巻までの内容がすでに漫画化して無料で読めるようなので、サクッとどんな作品か知りたい人はそちらをどうぞ↓
-インフィニット・デンドログラム- | コミックファイア公式Webサイト

今回は初のなろう系作品についての紹介でした。
私は一時期なろう系を毛嫌いしていたこともありましたが、一作読んでからはそれも吹き飛び、今では結構な作品数読んでいる好きなジャンルになりつつあります。
もし私と同じように毛嫌いしているなら、今作を読んでみるといいと思います。世界が広がるかもしれません。

では、このあたりで。

俺もおまえもちょろすぎないか

どうもアユムです。

ブログ再開するって言ったから再開します。
有言実行は大切だよね。

今回紹介していくのは”俺もおまえもちょろすぎないか”です。
著者はラノベとしては(たぶん)始めての保住圭さんです。
イラストはすいみゃさんです。非常にカワイイ絵ですよね。

さて、それでは項目ごとに評価していきましょう。

評価
・世界観……0
・キャラ……3
・展開力……3
・文章……3
・奇抜さ……0

今作の凄いところは、特別な世界観や奇抜さがないにもかかわらず、ものすごくのめり込んでしまう圧倒的スピード感です。

作品としては普通のボーイミーツガールですが、出会ってからの関係の発展が、様々なエピソードとともに怒涛の勢いで押し寄せてきます。
それが書き手の腕も相まってどれも全く目が離せず、読むスピードが一切落ちませんでした。
人によっては若干駆け足に感じてしまうかもしれませんが、このエピソード量をラノベで体感できるのはヤバいです。(体感美少女ゲームのルート1本分くらいのエピソード量だと思いました)

そして何よりヒロインがカワイイ。
カワイイは正義です。

中学生らしいかわいらしさが溢れかえっているようなヒロインで、なんか悶えます。ういういしくて。
実際にどれくらいカワイイかはmf文庫jの公式サイトに載っている一枚絵を見るだけで大体察せられます。(私はこれを見て買うことを決めたまである)

これね↓
https://mfbunkoj.jp/archives/003/201802/c92c2b398952e012a33904a2b0faf263.jpg


それでは結局「俺もおまえもちょろすぎないか」はどんな人にお勧めなのか、楽しめるのかまとめます。

まとめ
・カワイイ中学生ヒロインに悶えたい人
・恋愛青春モノを一気に読み切りたい人
・没頭してラノベを読みたい人

これに当てはまる人はぜひ読んでみることをお勧めします。

今作も非常にお勧めな作品です。ぜひ読んでみてください。

公式リンク↓
mfbunkoj.jp


では今回はこの辺で、さいならー

大変長らくお待たせいたしました(待ってた人はいない

お久しぶりです。三賢者のアユムです。

いやー1月から3月はあまりにも色々ありすぎて何にも書く暇がありませんでした(いいわけ)。

4月になり多少落ち着きを取り戻し始めたのでブログのほう再開しようと思います。
内容自体は特に変更なくラノベに関してやその他ゲームに関して書いていこうかなと。

それでは今回は再開のご連絡だけで失礼します。
さあ再開といった次の更新がいつになるか楽しみですね。

ではでは。