三賢者の賢者生活

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ノーゲーム・ノーライフ

アユムです。
ラノベ紹介記事を書くのだいぶ不定期になっちゃってますね。
改善の見込みはありませんが(笑)

今回は映画が大ヒットしたばかりの作品「ノーゲーム・ノーライフ」を紹介しようと思います。
映画はマジで面白かったので、見ていない人は今すぐ映画館へゴーです(もうやっていないかもしれませんが)。

ちなみに原作読んでいる人はもちろん知っていると思いますが、映画の内容は原作の6巻をもとに作っています。
この機会に原作小説も読んでみてはいかがでしょうか。

さて、それでは原作の紹介、評価のほうをやっていこうと思います。
原作は現在9巻+短編1巻まで出ています。なお10巻は長らく延期している模様。

あらすじは、現代日本で引きこもりゲーマーをしている主人公の空と妹の白が、異世界の神様にチェスで勝ってしまったことをきっかけにその異世界に飛ばされるお話。
空と白はその異世界で人類種の王になり、様々な種族と魔法などのリアルチートをされながらもゲームをし、勝ち抜いていくことになる。

詳しい物語の雰囲気などは原作小説の試し読みか、アニメの1話を見るとよいと思われ。

ではいつも通り項目ごとに評価していきます。


評価
・世界観……3
・キャラ……3
・展開力……3
・文章……1
・奇抜さ……2

正直巻を追うごとに評価が上がる可能性ありますねこの評価項目……
長くファンやっている作品は自然と評価も上がってしまう。
まぁ最初のほうの記事で偏見で評価すると明言してあるので勘弁してください。

とは書きましたが、もちろんどの項目にもこの点数の意味があります。

世界観は、異世界「ディスボード」の世界設定、様々な種族とその特徴、それに伴った世界情勢など、どれも高いレベルで魅力的に作られています。
それらにプラスして世界の歴史がよく考えられており、それが物語に有効にかかわってくるのがこの作品の良いところです。
3は高めにつけましたが、これからの発展性も加味して3点とします。

キャラは、様々な種族のキャラが出てくる中で、それぞれの性格、能力、ゲームスタイル(本作だと結構大事)が個性的で面白いです。
ていうか個性的で癖の強いキャラばかりなので、これらの濃いめのキャラたちに辟易するタイプの人はこの作品向かないと思います。
そして一番大事なのが、空と白、通称「空白」の二人がめちゃめちゃかっこいいです(正直こいつら好きすぎて3つけたまである)。
本作はこのゲーマー二人が異世界でどのようにして勝っていくのかがメインの魅力となります。空白が好きだから読んでますって普通なるはず。

展開力は、上記した空白の思いもよらない勝ち方にいちいち驚かされるので必然的に高くなります。
他の作品には無い魅力だと思うので、ここは一押しポイントです。

文章は、これまただいぶ癖が強いです。独特の言い回しも多く、正直読みにくいこともあります。
また、空白の二人(というか空)がとんでもなく頭のいいことをつらつらとしゃべっていくことがあり、読み直しが多発します。
よって文章という面では読みづらいと感じる人が多いかなと思います。
しかし、慣れてくるとこの作品の独創的(変態的?)文章の虜になる可能性があります(私はそろそろ墜ちそう)。よって1つけました。

奇抜さは、物語的には異世界に飛んだにもかかわらずあくまでゲームで勝負するところは珍しいかなと思います。
また、キャラや文章の項目で書いたように、この作者はどうしても癖が強く、何なら作者が奇抜、とまで言える気がします。


という感じで書いてみましたが、もちろんこの作品に向かない人もいます。
その中で一番の要因は、主人公たち空白が、ただの引きこもり対人恐怖症ゲーマーのくせに頭良すぎることを許容できないことです。

空白は、誰も予想できないような手段を用いてスペック差何十倍の種族たちに勝っていくことになるのですが、「いやこいつら頭良すぎだろ」とか「運動能力高過ぎだろ」とか思うことがあります。
それで萎えてしまう人にはお勧めできません。


それでは、結局「ノーゲーム・ノーライフ」はどんな人にお勧めなのか、楽しめるのかまとめます(今回から始めました)。

まとめ
・頭いい主人公の頭脳的活躍が見たい
・癖のある作品にどっぷりはまりたい
・まだ完結しておらず、先の長い長編小説を読みたい
・俺つえーもOK、またはウェルカム

これに当てはまる人はぜひ読んでみることをお勧めします。

では今回はこの辺で。